県立大の学生が11日、多賀町富之尾の町立滝の宮スポーツ公園内に2階建ての休憩所を完成させました。実習と社会貢献を兼ねて毎年木製遊具などを公共施設などに造っている県立大の講座「木匠(もくしょう)塾」の一環で14回目。環境科学部環境建築デザイン学科と人間文化学部生活デザイン学科の59人が参加しました。

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△出典:毎日新聞

 学生たちは事前に8班に分かれて学内で設計コンペを開き、「0番ホール多賀」と題した木造2階建ての設計案を選定しました。多賀産のスギやヒノキを使い、8月25日から学内で1階の土台や各種部材を造作。9月1日からは現場近くの高取山ふれあい公園内にあるバンガローなどに泊まり込み、自炊をしながら午前8時半から午後6時まで建設に取り組みました。

 出来上がった休憩所は計約30人が座れるベンチを含むユニークな構造で、らせん階段で2階に上れるようにしています。代表の環境建築デザイン学科3年、佐藤由季子さん(20)は「みんな素人なのに日を追うごとに慣れて、めきめきと力を発揮してくれました。町の人たちからも肉や米、野菜などを差し入れしてもらい、精神的にも大きな支えになりました。完成して感激です。グラウンドゴルフの休憩と共に、近くの幼稚園児の遊具としても利用し互いに交流してもらえればうれしい」と話しました。